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シニアの犬猫のための 健康診断のお話2
今月はシニア犬、シニア猫のケアについて考えてみましょう。
ワンちゃん、ネコちゃん達は我々人間とは異なった早いスピ−ドで年をとっています。我が家のワンちゃんやネコちゃんが年齢を重ねれば、今以上のケアが必要となります。
QOL(クオリティ オブ ライフ/生活の質)を保ちながら幸せに暮らしてほしいと願うのは当然のこと。
今月、当院では
シニア健康診断をおすすめしています。

何歳から高齢とするのかの定義は難しいのですが、高齢というよりも健康に注意をしなくてはならない年齢と考えて、当院では猫、小型犬は7歳、中型犬は6歳、大型犬では5歳以上をシニア健診の対象と考えています。
→「健康診断のお話」はコチラ!

加齢に伴って、散歩に行きたがらない、無関心、食欲の減退、不適切な場所での排泄、従わなくなったなどの行動の変化は、ある程度老化に伴って起こるものですが、病気が原因で行動の変化が生じることも十分にあります(例えば歯周疾患による痛みがもとで食欲が落ちるなど)。
また、正常な老化と病的な認知障害を分けるためのシート(痴呆スコア判定表)もあります。 シニア世代の犬や猫は健康状態のチェックが特に大切です。


シニア世代の犬猫がかかりやすい病気

白内障、歯周疾患、慢性心不全、糖尿病、慢性肝炎、慢性腎不全、副腎皮質機能亢進症・低下症、変形性関節炎、乳腺腫瘍をはじめとする多くの腫瘍、認知障害、僧帽弁閉鎖不全症候群(犬)、甲状腺機能低下症(犬)、甲状腺機能亢進症(猫)、胃捻転(大型犬)、子宮蓄膿症(雌犬)、前立腺肥大・肛門周囲腺腫(雄犬)など


気をつけたいこと
 ・正しい食事管理
 ・病気の予防(ワクチン接種、フィラリア症、不妊・去勢手術)
 ・適度な運動
 ・健康診断

食事は、ライフステージを考慮したフードフィラリアレター7をご覧ください)に切り替える。
そして年齢が進んでくると水分摂取量が減少するので、食事と一緒に水分を取る(フードに微温湯などを加える)、1回量を減らし回数を減らすなどの工夫をしましょう。
あるフード会社の報告によると、20%カロリー制限をした(ラブラドール・レトリーバー)群がそうでない群より約2年間長命であったというデーターがあるということです。肥満は寿命を短くするだけではなく、多くの疾患(脊椎、膝、股関節、肝臓病、心臓病、腎臓病など)に関連しています。肥満も要注意です。

ワクチン接種に関し「年だからしなくてもいい」と言われる飼主さんがみえますが、免疫力が低下するシニアだからこそ必要です。

シニア犬、シニア猫のケアについてお気軽にご相談ください。
健康診断の内容は、「健康診断のお話」にありますのでご覧ください。

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